はじめに
仕事をする場面において、お気に入りの道具を使うことはテンションが上がりますよね。
私は特に文房具にこだわってました。
お気に入りの文房具を使って仕事するのは好きでしたし、文房具を使いたいために文字を書くようなところもありました。
これは単なる趣味だけの話ではありません。
自分のテンションの上がる文房具の選択と使用は、気分よく仕事ができ実際に仕事の質を向上させ、給料アップにもつながる遠因になるかもしれませんよ。
今回は、私のお気に入りの文房具を紹介しながら、それらが仕事にどのような影響を与えるのかについても考えていきたいと思います。
万年筆 シェーファーの魅力
仕事の大半がパソコンでの作業となった最近では、文房具の必要性は薄れてきました。
しかし、全く筆記用具が不要かというと違いますよね。
私が愛用していたのは、シェーファーというブランドのタルガシリーズの万年筆です。
この万年筆はアメリカ製で、タルガシリーズは1970年代に製造されたものです。
この古い万年筆がめちゃくちゃ好きで、一時期はヤフオクで落札しまくっていました。
いまでも10本以上所有しています。
シェーファーは軸とペン先が一体となっていて、他の万年筆のデザインとは異なっており美しいデザインです。
その中でもスターリングシルバー(銀軸)のものを愛用していました。
細かい部分はさすがアメリカって感じで、とてもいい加減に作られています。
ですから「ニブ」を自分で調整して書きやすい形状に修正する必要がありました。
自分でニブを修正したことによって、より愛着が湧いていました。
万年筆が仕事に与える影響
万年筆を使うことで、仕事にどんな影響があるのでしょうか
思考の深化:万年筆で書くことは、パソコンで入力するよりもゆっくりとした作業です。
この「ゆっくり」が重要で、書きながら考える時間が増えることで、より深い思考が可能になります。
創造性の向上:手書きは脳の異なる部分を刺激するため、創造性が高まると言われています。
新しいアイデアが必要な場面で、万年筆を使うことで思わぬひらめきが得られるかもしれません。
記憶力の向上:手書きは、タイピングよりも記憶に残りやすいという研究結果があります。
重要な情報を万年筆でメモすることで、その後思い出しやすくなります。
ストレス軽減:お気に入りの万年筆を使うことは、それ自体が楽しい経験です。
仕事中のちょっとした癒しになり、ストレス軽減につながります。
これらの効果は、間接的に仕事の質を向上させ、結果として評価や給料アップにつながる可能性があるかもしれません。
特に創造性が求められる場合には、万年筆という特別感がアドバンテージになる気がします。
顔料インクの魅力
インクにもこだわっていました。
通常、万年筆のインクは染料インクが使われます。
顔料は粒子で色を出しますから、万年筆では粒子がペン先に詰まったり、固着したのであまり使われません。
最近では技術革新で固まりにくい超微粒子顔料インクもあります。
私は超微粒子顔料インクの青を使っていました。
このインクは青の発色が良く、とても綺麗な色で気に入っていました。
鮮やかなインクが仕事に与える影響
視覚的な効果: 鮮やかな色のインクは、書類や手書きのメモに視覚的な効果を与えます。
特に重要な情報を強調したい場合に効果的です。
耐水性:顔料インクは水に強いため、重要書類や長期保存が必要な文書に適しています。
モチベーション向上:美しい色のインクで書くことは、それ自体が楽しい経験です。
日々の業務の中で小さな喜びを見出すことができ、モチベーション向上につながります。
プロフェッショナリズムの表現:品質の高いインクを使うことは、細部へのこだわりを示すことになります。
これは、仕事に対して真剣な姿勢を表現し、自己暗示にもなります。
インクの選択は、単なる個人的な好みの問題ですが、好きなインクを使うことで、仕事の質を向上させ、プロフェッショナルとしての自己満足を高めることができます。
これは長期的に見て、仕事の質を高めるかもしれません。
システム手帳:Bindex社の紙の魅力
手帳はA5サイズのシステム手帳を使っていました。
紙は万年筆の吸収が良いBindex社の罫線なしのクリーム色の紙を使用していました。
罫線なしで制約を受けない自由に書くことで自由な発想ができるようない気がしていました。
クリーム色の紙は青のインクが映えます。
テンションを上げるためです。
柔軟な情報管理:システム手帳は、必要な情報だけを保持し、不要になったページは取り外すことができます。
これにより、常に最新かつ必要な情報だけを手元に置くことができます。
カスタマイズ性:自分の仕事のスタイルに合わせて、ページの構成を自由に変更できます。
これにより、最も効率的な情報管理が可能になります。
長期的な記録:システム手帳は、当面の情報を一時し、必要に応じて参照することができます。
これは特にプロジェクト管理や顧客との長期的な関係構築に役立ちます。
考える:決め線なしのアイデアを使うことで、自由な発想が進められます。
アイデアをスケッチしたり、マインドマップを描いたりのに適しています。
効率的な情報管理は、仕事の生産性を大きく向上させます。
必要な情報にすぐにアクセスでき、アイデアを自由に展開できることは、仕事の質を高め、結果として評価や給料アップにつながる可能性あります。
日々の振り返りと成長
私は毎日の業務を振り返って3行日記を書くことを日課にしていました。
業務を振り返り、今日の反省を明日にフィードバックすること。
それをお気に入りの筆記用具を使うことによって習慣化するという手法です。
この習慣は、単なる日記以上の効果があります。
自己改善:日々の業務を振り返ることで、自分の強みと弱みを客観的に分析できます。
これは継続的な自己改善につながります。
目標設定:振り返りは、短期的な目標を明確にすることができます。
これにより、日々のPDCAを常に意識する効果が期待できます。
ストレス管理:一日の出来事を整理することで、ストレスを軽減し、心理的な健康を維持することができます。
成果の進捗化:日々の小さな成功や進歩を記録することで、長期的な成長を実感することができます。後で読み返すと意外と楽しいです。
この習慣を続けることで、自己成長のペースが加速し、結果として仕事のパフォーマンス向上につながります。
これは昇進や給料アップの可能性を高める要素となりえます。
まとめ
お気に入りの文房具を使うことは、単純な趣味以上の意味があります。
適切な文房具の選択と使用は、以下のような効果をもたらします:
- 思考の深化と創造性の向上
- 効率的な情報管理
- モチベーションの維持と向上
- プロフェッショナリズムの表現
- 自己改善を進める
これらの効果は、間接的に仕事の質を向上させ、長期的には評価や給料アップにつながるかもしれません。
特に創造性や効率性が求められる部分では、お気に入りの文房具の使用がモチベーション維持になりました。
あなたも、お気に入りの文房具を見つけて、それを仕事に取り入れてみませんか?
仕事の中に少しだけ自分の色を足していくのも気分がいいものです。
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