🟢STEP6:リタイア後の生きがい設計【60代・70代・80代の黄金期をどう過ごすか】

やっぱり生きがいだよね

「お金の心配がひと段落したら、次に何を大切にしますか?」

私は60代で退職したあと、有り余る時間で、「さて、これからどうしよう?」と自分に問いかける時間が増えました。

リタイア生活の後半を豊かにするためには、「資産」ではなく「生きがい」に焦点を当てることが大切だと、日々実感しています。

このSTEPでは、年代別に私が考える「生きがい設計」をお届けします。


■ 60代:セカンドライフの黄金期をどう楽しむか

60代は心身ともに元気で、「やりたいことができる」時期です。

  • 旅に出る、趣味を深める
  • 家族との時間を楽しむ
  • 新しい学びに挑戦する

私自身はブログを書いたり、写真を撮ったり、少しずつ人の役に立てる活動も始めています。
少しは社会とも繋がっていたいですからね。
そうそう、市のボランティアにも参加していますよ。

また、趣味としての投資を楽しむことで、経済の動きを日々追いながら脳の刺激にもなっています。
自分の財産が変動するのを目の前で見ることはいい刺激です。
一獲千金を狙ってはダメですよ。

ブログ作成や投資の情報整理は、知的な好奇心を満たすだけでなく、今の生活にハリをもたらしてくれる大切な存在です。

そして何より、家族との関係、とくに妻との時間を大切にするようになりました。
日常の会話やちょっとした外出が、かけがえのない時間になっています。

加えて、これまでのしがらみからも解放され、「やりたくないことはやらない」という選択もできるようになりました。
現役時代のように義理や付き合いで動くこともなく、自分らしい判断を大切にしています。


■ 自由な楽しみ:退職後ならではの暮らし方

  • 昼からのんびりお酒を楽しんだり
  • 好きなタイミングで昼寝したり

そんな自由な行動も、退職後ならではの特権です。
まだお金を上手に使えていませんが、これからの課題ですね。
「やってみたかったこと」を試すには絶好のタイミングでもあります。
「使う力」は難しいですね。


■ 70代:次の10年の準備と整える時期

70代は、健康や生活の変化を意識し始める時期。体力や集中力が落ちることもあるでしょう。

  • 生活のダウンサイジング(身の回りの整理)
  • 医療や介護への備え(家のバリアフリー化など)
  • エンディングノートや信託・遺言の準備
  • 体力の維持

同時に、「どんなふうに残りの人生を楽しみたいか」も自分に問いかける時間になります。
いろいろ落ちていく自分と向き合ってどうなるか、楽しみでもありますね。


■ 80代:受け入れと感謝で満ちた人生のまとめ期

80代になると、自然と「まとめのフェーズ」に入ります。

  • 子や孫に自分の人生を語って伝える
  • 自然や日常の中に喜びを見出す
  • 人とのつながりを大切にする

過去を振り返るとともに、「今できることを大切にする」ことが、充実した時間につながるのだと思います。

「よく生きた」と思えるように、心の準備をしていく時期でもあります。
この時点であまり多くの財産を残さないように生きられたら最高ですね。


■ STEP6のまとめ

  • 60代:体も心も元気な「黄金期」、やりたいことを積極的に
  • 70代:生活の整備と人生のまとめに向けた準備を
  • 80代:日常の喜びと感謝を感じながら「生き切る」時間に

お金の心配を超えたその先にあるのは、「どう生きたいか」という問い。生きがいを持つことこそが、リタイア後を豊かにする最大の資産です。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
感想やアドバイスがありましたら、問い合わせからお願いします。

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