65歳からの「心の健康投資」──老後資金はあるのに、なぜ不安が消えないのか?

65歳で会社を定年退職し、これまで働いてきた人生にひと区切りをつけたとき、私はこう思いました。

「これから、何を楽しみに生きていこう?」

年金もある、貯金もある。生活に困るわけじゃない。贅沢をしなければ、普通に暮らしていける資金も準備してきました。

それでも、どこか心が空っぽのような感覚があったのです。


それは、あなただけではありません

友人や知人と話していても、同じようなことを感じている人が多いことに気づきました。

  • 「お金の不安よりも、毎日の“張り”がないんだよね」
  • 「夫婦でも会話が減って、なんだか頭を使わなくなってきた」
  • 「ニュースも他人事みたいで、なんとなくつまらない」

それを私は勝手に、“心の空白”と呼んでいます。


心の健康が、老後には必要なんじゃないか?

私たちはずっと「お金をどう貯めるか」「どう守るか」を考えてきました。

でも、定年後に必要なのは、もしかすると──

  • 心が動くもの
  • 頭を使って考えること
  • 誰かや何かとつながること

なのかもしれません。

それは「健康」でもあり、「生きがい」でもあり、そしてある意味では「投資」と呼んでもいいものかもしれません。


私にとっての“心の健康投資”との出会い

ある日、何気なくニュースを見ていて、ある企業の取り組みに胸を打たれました。

「この会社、応援したいな」──そう思って、その会社の株を買ったんです。ほんの数十株だけ。

すると、不思議なことが起きました。

  • 株価の動きが気になる
  • 決算情報が読みたくなる
  • 会社の未来を想像してワクワクする

自分の“心”が動いていることに、気づいたのです。


投資は、お金の話だけじゃなかった

もちろん、損得はある世界です。

でも私はそれ以上に、「投資すること」が自分の心を活性化させてくれたことに驚きました。

「応援したい」という気持ちと、「お金を動かす」という行動。

この2つが合わさったとき、人生にちょっとした“ハリ”と“ときめき”が生まれるんだと、私は実感しました。


次回予告:推し株って、なんだ?

次回は、私が実践している「推し株投資」についてお話しします。

  • なぜ“応援したい企業”を選ぶのか?
  • それがどうして心の健康にいいのか?

そんなことを、私の実体験を交えて書いていきます。


🟢 あなたにとっての「応援したい会社」って、ありますか?

もし思い浮かんだら、それはあなたの“心の健康投資”の入り口かもしれません。


👣 次回へつづく

【第2回】推し株とは何か?──“応援投資”で心が動く理由


💡あとがき(任意で)

このブログは、私自身の実践と気づきをベースに、
「65歳からの投資と人生の楽しみ方」を綴っています。
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