2026年1月21日の相場感についてAIとの会話
2026年が明けて早々、マーケットが騒がしいですね。 昨晩(1月20日)の米国市場は、トランプ大統領の関税発言を受けて2%を超える急落となりました。VIX指数(恐怖指数)も20を超え、少しきな臭い雰囲気になっています。
一方で、以前から気になっていた「エネルギーコストと物価の関係」や「日本株の意外な強さ」について、私のAIパートナーとディスカッションを行いました。
今の相場をどう見るか? NISAの成長投資枠はどう使うべきか? AIによる客観的なデータ分析と、私の考察をシェアします。
【対話ログ1】2020年からのエネルギーコスト推移
まずは、足元のインフレ動向を把握するために、原油価格をチェックしてみました。ただし、我々日本人が支払うのは「円」です。ドル建ての原油価格に為替レートを掛け合わせた「円換算」での推移を出してもらいました。
inoue: 2020年の年初から現在(2026年1月)までの、「WTI原油価格(ドル)× ドル円為替レート」の推移をグラフにしてくれるかな?
AIパートナー: はい、作成しました。これが日本国内で調達する「円換算のエネルギーコスト」の実感値に近いグラフです。

※2022年にピークをつけ、現在は高止まりしつつも落ち着きを見せています。
inoue: 2022年が異常なピークだったんだね。そこからは下がってきている。 ということは、日本の物価も下押し圧力がかかってデフレに戻るのかな?
AIパートナー: 実はそう単純ではありません。 確かにガソリンや電気代などの「直接的なコスト」は下がっていますが、現在はインフレの「質」が変わってきているからです。
これまでは「輸入コストの上昇」が原因でしたが、現在は「人件費とサービス価格の上昇」が主役です。これらは一度上がると下がりにくい(粘着性がある)ため、原油が下がっても、私たちの生活実感としての物価は高止まり、あるいは緩やかに上がり続けると予測されます。
【対話ログ2】「良い円安」と日本企業の収益力
inoue: なるほど。インフレが定着する中で、実質のエネルギーコスト(仕入れ値)が下がっているわけか。 そうすると企業にとっては、「売値は高く維持できて、仕入れ値は下がる」から、収益構造は良くなると読んでもいいのかな?
AIパートナー: その読みは鋭いです。現在の日本企業は「交易条件の改善」という勝ちパターンに入っています。
- 輸出企業: 円安の恩恵で売上が伸びる。
- 内需企業: 原油安でコスト圧力が減る。
この「差額」が企業の利益となり、それが賃上げや設備投資に回る好循環が生まれています。今の日本株高は、単なるバブルではなく、こうした収益体質の筋肉質化に支えられていると言えます。
【対話ログ3】米国株急落と日本株への影響
そして、話題は直近(2026年1月20日)の米国株急落へ。
inoue: 昨日、米国株が2%以上下げて、VIXも20を超えてきたね。少し不安な動きだけど、どう見る?
AIパートナー: 今回の急落のトリガーは経済指標ではなく、政治的な発言です。 トランプ大統領が、グリーンランド買収問題を巡って欧州諸国へ「関税」をちらつかせたことが嫌気されました。ハイテク株中心に売られていますが、同時に「金(ゴールド)」が最高値を更新しており、資金の逃避先がはっきりしています。
inoue: なるほど、欧州との喧嘩が原因か。 だから今日の日本株は、下がってはいるけど米国ほど酷くはないんだね。
AIパートナー: おっしゃる通りです。今回の件で日本は直接のターゲットになっていません。 加えて、2月の総選挙に向けた政策期待(アノマリー)も下支えしています。
inoueさんが保有されているような「日本の高配当株」は、米国のハイテク株が崩れた時の防波堤として機能しています。慌てて売る必要はなく、むしろNISAの成長投資枠(タイミング投資分)を使うチャンスをじっくり待つのが良い局面かと思います。
まとめ:2026年の投資スタンス
AIとの対話を通じて、改めて今の状況が整理できました。
- インフレの質が変わった: コストプッシュ型から、賃金・サービス主導型へ。現金のままでは目減りする時代が定着。
- 日本企業は強い: 「円安×原油安」の恩恵を受け、収益構造が改善している。
- リスク管理: 米国の政治リスク(関税発言など)でボラティリティは高まるが、日本株やゴールドへの分散が効いている。
私の場合、NISAの積立(FANG+、日本高配当)は淡々と継続しつつ、今回のような急落場面があれば、手元の待機資金(成長投資枠の残り)で拾っていくスタンスでいこうと思います。
「ピンチはチャンス」と言いますが、63歳のリタイア世代としては「致命傷を負わないこと」が最優先。AIの冷静なデータ分析を参考にしつつ、市場の波を乗りこなしていきたいですね。

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