リタイア後の暮らしで最も気になるのは「お金」のこと。
でも、本当に大切なのは「いくらあるか」ではなく、「どう使うか」という視点です。
🔹なぜ“整える”必要があるのか?
現役時代は「もっと稼ぐ」「もっと貯める」が正解でした。
でも60代からは、「自分や家族のために、お金を気持ちよく使う」ことが大切な選択になります。
- 大切な家族との旅行
- 少し贅沢な外食
- 孫へのプレゼント
- 自分へのご褒美
こうした支出は、単なる消費ではなく、人生の質(QOL)を高める投資です。
🔹「足るを知る家計設計」とは?
- 家計を見える化することが第一歩
- 支出の中でも「固定費」と「変動費」を分けて管理
- 「楽しみの支出」を削らない工夫も必要
たとえば、私のブログでは「家計シミュレーター」を使って、
自分の支出が全国平均と比べて多いか・少ないかをチェックできる仕組みを提供しています。
これだけでも、不安はぐっと減ります。
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🔹整えるための3ステップ
ステップ | 内容 | ポイント |
---|---|---|
① 見える化 | 年金+資産+支出を一覧に | 現状を「見える化」するだけで安心 |
② 最適化 | 支出を削るのではなく「整える」 | 楽しみやプレゼントも予算化 |
③ 使い方 | 投資 or 貯金の「使いどき」を見極める | 減らすこと=悪ではない |
🔹家族との時間と関係性の“再投資”
現役時代、仕事中心でなかなか向き合えなかった家族との時間。
60代になってようやく、
- 「妻とじっくり話す」
- 「夫婦で食卓を囲む時間が増えた」
という変化を感じる方も多いと思います。
この時間を大切にするためにも、お金の整え方が“再投資”になるのです。
節約よりも、「どう心を込めて使うか」に意識を向けること。
それが、60代からのお金との付き合い方です。
🔹まとめ:お金は「安心して幸せを味わうための道具」
お金はゴールではなく、
「安心して、大切な人と人生を味わうための手段」です。
60代は、まだ元気で頭も体も自由に動かせる、人生最後の黄金期。
だからこそ、「減らさないように」ではなく、
「後悔なく使うために整える」ことが、これからの資産設計です。
📌 次回予告
次回は、「時間を整える」──
予定がなくても心が満たされる、そんな一日をどうつくるか?
“意味あるヒマ”について考えてみたいと思います。
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