はじめに
私たちが仕事をする上で、自己肯定感は非常に重要な役割を果たしています。
自分自身を信じ、自分の価値を認識することは、成功への第一歩となります。
自分自身を信じてあげないで誰が信じてくれるのでしょうか?
割と多くの人々が自己肯定感の低さに悩んでいるように見えますね。
自己肯定感の高め方を私の経験と実践していた事例も踏まえて書いてみたいと思います。
自己肯定感は成功に必要不可欠
自己肯定感とは、自分自身を価値ある存在として認識し、自分の能力を信じる気持ちのことです。
これは単なる自信以上のもので、自分の存在そのものを肯定的に捉える態度です。
成功を収めている人々の多くは、高い自己肯定感を持っています。
自分を信じることができれば、困難に直面しても諦めずに挑戦し続けることができるからです。
自己肯定感は、私たちに勇気を与え、新しいことに挑戦する原動力となります。
ポジティブに生きる姿勢の重要性
自己肯定感を高めるためには、ポジティブな思考を身につけることです。
物事の良い面に目を向け、失敗を学びの機会として捉えることで、自分に対する見方も変わってきます。
ポジティブに生きるということは、現実から目を背けることではありません。
むしろ、困難な状況でも希望を見出し、前向きに取り組む姿勢のことを指します。
この姿勢は、自己肯定感を高めるだけでなく、周囲の人々にも良い影響を与えます。
他人の評価に振り回されない
自己肯定感を高める上で大切なのは、他人の評価に過度に依存しないことです。
もちろん、他者からのフィードバックは重要ですが、それに振り回されすぎると、自分の価値を見失ってしまう危険性があります。
自分の価値は、他人の意見によって決まるものではありません。
自分自身の基準で自分を評価し、自分の判断を信じることが大切です。
これは、自己肯定感を高める上で非常に重要なステップとなります。
SNSで「いいね!」のためだけに行動している人は判断基準が他人になっている証拠ですね。
できたことを自分で褒めよう
日々の生活の中で、自分自身を褒める習慣をつけることは、自己肯定感を高める効果的な方法です。
小さなことでも、自分ができたことに注目し、それを認めることが大切です。
どんな小さなことでもいいです。
当たり前にやることでもいいです。
今日やった自分を褒めましょう。
なんなら今日1日無事に家に帰って来れたでも十分です。
これらの成果を認識し、自分自身を褒めることで、自己肯定感が徐々に高まっていきます。
小さな成功体験を積み重ねる
自己肯定感を高めるためには、小さな成功体験を積み重ねていくことが効果的です。
大きな目標を一気に達成しようとするのではなく、小さな目標を設定し、それを一つずつクリアしていくことで、自信を築いていくことができます。
例えば、新しい業務を始める場合、最初から高度なレベルを目指すのではなく、基本的なスキルから始めて、少しずつ上達していく過程を楽しむことが大切です。
この積み重ねが、やがて大きな自信につながっていきます。
今日やることを朝に決め、夕方に振り返る
自己肯定感を高める具体的な方法として、朝に今日の目標を設定し、夕方にその達成度を振り返るという習慣が効果的です。
私は朝、会社についたら今日やるべきことや達成したいことをリストアップします。
夕方になったら、そのリストを見直し、達成できたことを確認します。
そしてそれを手帳にお気に入りの万年筆で記入します。
全部はできていませんが、達成した分だけ自分を褒めます。
この習慣を続けることで、日々の小さな成功を認識し、自己肯定感を高めていくことができていました。
これは小さなPDCAにつながるのです。
毎日の繰り返しが鍵
自己肯定感を高めるプロセスは、一朝一夕には完成しません。
毎日の小さな積み重ねが重要です。
上記のような習慣を毎日続けることで、少しずつですが確実に自己肯定感が高まっていきます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、継続することで習慣化され、やがては自然と自分を肯定的に捉えられるようになります。
私はそのためにお気に入りの文房具(万年筆)を使うようにしていました。
自分に自信を取り戻す
自己肯定感を高めていく過程で、徐々に自分に対する自信が戻ってきます。過去の失敗や挫折にとらわれず、自分の可能性を信じることができるようになります。
この自信は、単なる自己満足ではありません。自分の能力を正当に評価し、新しい挑戦に前向きに取り組む姿勢につながります。
私の口癖は「俺って天才!」でした。
実際にことあるごとに言葉にしていました。
言葉にするとそれを耳が聞いて脳に入り、脳が勘違いしますから効果が高いのです。
自信が行動に変わる
高まった自己肯定感と自信は、やがて具体的な行動に変わります。
以前は躊躇していたことにも挑戦する勇気が生まれ、自分の可能性を広げていくことができます。
苦手としている隣の部署の先輩に仕事を依頼することもできるようになりました。
意外と飛び込んでみるとうまく行ったりしますね。
実際に行動してみることで変化します。
行動が結果を生む
自信に基づいた行動は、必ず何らかの結果を生み出します。
たとえ望んだ通りの結果でなくても、その過程で得られる経験や学びは、かけがえのないものとなります。
例えば上の例で先輩にアプローチしてうまくいかなかったとしても、アプローチしたという行動の結果は得られています。
行動したこと自体が結果となっています。
つまり、成功すれば自信がさらに高まり、失敗しても行動したことは残るのです。
どちらの場合も、自己肯定感を高まったことにすればいいのです。
結果が自信を加速する
行動によって得られた結果は、さらなる自信につながります。
成功体験は直接的に自信を高め、行動からの学びも長期的には自信につながります。
もっと行動してみようと思えるとレベルアップです。
今度は先輩ではなく上司にアプローチしてみましょう。
「俺ってメンタル強っ!」と言葉にしましょう!
この過程を経ることで、自分の能力に対する信頼が深まり、より大きな挑戦にも躊躇せず取り組めるようになります。
好循環の確立
自己肯定感の向上、自信の獲得、行動、結果、さらなる自信の獲得という一連のプロセスは、やがて好循環を生み出します。
この循環が確立されると、自己肯定感はさらに高まり、人生のあらゆる面でポジティブな影響を及ぼします。
この好循環は、単に個人の成功だけでなく、周囲の人々や社会全体にも良い影響を与えます。
自己肯定感の高い人は、他者にも肯定的な影響を与え、より良い人間関係や社会を築くことができるのです。
自信を持っている人の周りに人は集まるもんです。
後天的にポジティブを獲得しましょう。
結論
自己肯定感を高めることは、会社における成功と人生の幸福に不可欠な要素です。
他人の評価に振り回されず、日々の小さな成功を認識し、自分を褒める習慣をつけることで、徐々に自己肯定感を高めていくことができます。
この過程は時間がかかるかもしれませんが、継続することで必ず結果が表れます。
自己肯定感が高まれば、自信が生まれ、行動が変わり、結果が生まれ、さらなる自信につながるという好循環が確立されます。
今日から、自分自身を肯定的に捉える習慣を始めてみましょう。
小さな一歩が、やがて人生を大きく変える力となるはずです。
自分を信じ、自分の価値を認識することで、より充実した幸せな人生を送ることができるのです。
今日の自分を褒めましょう。
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