「最高の定年後」を迎えよう!:ストック貯蓄とフロー収入を得るための資産形成を考える

この記事は約4分で読めます。

はじめに

老後の生活を豊かにするためには、経済的な安定が不可欠です。

多くの人が定年後の生活を考える際に、どれだけの資産を持っているか、またどのようにしてその資産を管理するかが重要なポイントとなります。

特に「ストック(貯蓄)」と「フロー(収入)」のバランスは、安心して暮らすための鍵です。

本記事では、私自身の経験と今の実感を踏まえながら、ストックとフローの重要性について解説します。

具体的な資産形成や管理方法、金融リテラシーの必要性、そして心豊かな老後を実現するための考え方についても触れていきます。

経済的な安定を手に入れることで、どのように人生をより充実させることができるのか、一緒に考えていきましょう。

あなたがこれから迎える老後が、安心で心豊かなものとなるように、参考になる情報をお届けできれば幸いです。

ストック金融資産とフロー年金の重要性

定年後の生活が始まった私にとって、ストック(貯蓄)とフロー(収入)の両方が必要であることを、実感しています。

貯蓄があれば安心かと言われれば、そうではありません。

定年後貯蓄の取り崩しは、毎月貯蓄額が減っていくことになり、なかなか耐えられるものではありません。

精神的に無理があります。

だからこそ、フロー収入が必要となります。

フロー収入とストック貯蓄の両方があってこそ安心して暮らすことができると実感しています。

ストックとフローのバランス

ストック:緊急時の備えと人生を豊かにする原資
フロー:日常生活の維持のためのお金

ストックの形成

ストックを形成するためには若いうちからの継続的な資産形成と運用が重要となります。

家計管理を行い無駄のない支出を心がけ、貯蓄や運用に回さなければなりません。

稼ぐ力をアップ

会社員であれば昇給や出世により給料アップや、個人事業主は事業拡大で稼ぎをアップさせる必要があります。

現役時代はここをがんばらないといけません。

金融リテラシーの必要性

若いうちから金融リテラシーを身につけることで、効果的な資産形成が可能になります。

投資の基礎知識や複利の力を理解することで、長期的な視点で資産を増やすことができます。

我々は学校でこういった知識を習っていませんので、自分で学習する必要があります。

フローのために

年金をきちんと支払って将来に備えること、また厚生年金も重要なフロー収入となります。

公的年金は終身であることが一番大きいです。

また、投資は年数が重要ですからできるだけ早くから始めるといいですね。

今は投資環境も揃っていますから良い時代です。

投資額

定年後の投資は新NISAの枠である1800万円がいいところだと思います。

残りは現金で持っておくのが無難な線でしょうね。

1800万円の投資だと4%ルールで年間72万円となります

フロー収入試算

年金は国民年金が約80万円+厚生年金が180万円とすると合計240万円

これにパートナーの国民年金80万円と上の新NISAの4%72万円を足すとあれば392万円となります。

定年後は意外と生活費も抑えられますので何とかなりそうですね。

生活水準を見直す

とは言っても現役時代と同じような生活水準では家計は苦しいです。

定年後に合わせた生活水準に見直す必要があります。

ストックで人生を豊かに

フロー収入で何とか生活できると、ストックは余剰資金となり人生を豊かにすることに使えることになります。

普段の生活は質素に抑えて、特別な時にはちゃんとお金を使える状況は「最高の老後」と言えるかもしれません。

守る力の重要性

金融リテラシーは、資産を守る上でも重要です。

詐欺や不適切な投資から身を守り、適切なリスク管理を行うことができます。

詐欺は、若い人のこれから稼ぐ時間を搾取し、老人からは貯めた貯蓄を狙ってきます。

詐欺だけではなく普通の企業もあなたにいかにお金を使わせようと狙っています。

保険なんか典型ですね。

本当に必要なものを見極められる目を養うために、しっかり知識を身につけましょう。

人生の目標設定

定年後のお金の心配がなくなるとして、最も大事なのは「生きがい」だと思うようになってきました。

社会に参加している。誰かの役に立っている。

自分の存在価値といってもいいかもしれません。

そのための原資であるストック資産は必要ですね。

私はこのブログを書くことが最近の「生きがい」になっています。

このためにパソコンやカメラ・レンタルサーバーに多少投資しています。

やるべきことが、あるのはいいですね。

まとめ

金融資産を持つということは、理想的な老後のための一つの指標となります。

ストック貯蓄とフロー収入のバランスを取り、適切な資産管理を行いながら、生きがいを追求することが真の「最高の老後」を実現する鍵となります。

若いうちから金融リテラシーを身につけ、計画的な資産形成を行うと同時に、人生の目標を持ち続けることで、経済的にも精神的にも豊かな老後生活を送ることができるでしょう。

引用

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』

「老後のために金を貯め込む人は多い。しかし、『人生を最大限に充実させる』という観点からすれば、これは非効率的な投資だ」

コメント