はじめに
私が会社員時代に出世している先輩たちには、共通して見られる特徴がいくつかあります。
せっかちな人
数字に強い人
プレゼンの上手な人です。
私も同じ特性を持っていたので出世における特性を書いてみましょう。
せっかちな人が出世する理由
せっかちな人は、できるだけ仕事を早く終わらせようとします。これを部下にも要求しますから、結果的にグループの仕事は早くなります。
この傾向が強くなりすぎると「パワハラ」にもなりかねませんから紙一重ですね。上司にパワハラ系が多いのもそのうちこの辺りが影響しているかもしれませんね。
私の経験
私の経験でも仕事の指示があったばかりなのに「あれどうなった?」とすぐ聞いてくる上司が多かったです。
こんなのすぐできるわけがないじゃんとむっとしながら「今やっています」と答えていました。
こうやって催促されると早くやらなきゃと、仕事のスピードが上がったことも事実です。
自分が管理職になった時、同じような対応をしないように「あれどうなった?」とすぐに聞きたいのを我慢して、タイミングを測って聞いていました。
仕事の結果はすぐに欲しいし、途中結果でも聞きたいものです。
大事な仕事であればあるほどこの傾向があります。
この辺り対応がうまくなると上司の信用をつかむこともできますね。給料アップのポイントになります。
工夫して知恵を出す
仕事を早く終わらせるには工夫が必要になります。
仕事を早く終わらせるために常に新しいアイデアを自分でも出すし部下にも要求します。
そのためにも現状をよく分析し弱点を改善していく行動力が必要となります。
同じことの繰り返しは停滞です。
「知恵」を出して改善し仕事のスピードを上げていきましょう。
そうすると早く帰れますよ。
数字に強い人が出世する理由
最近では特に重視されている経営指標としてKPIなど、数値化されたデータを分析する能力が求められてます。
数字に強い人ほど、職場で評価されます。
また、経営層を目指す人は財務諸表を読む能力も必要です。
特に部長以上は財務諸表を勉強することをお勧めします。
財務諸表を読む
私も部長に昇進した時、財務諸表の勉強をしましたよ。
この知識があると社長の言っていることが理解しやすくなります。
社長の意思を部下にわかりやすく伝えるためには、この知識は必要です。
経営視点からの方針を、実際の業務に落とし込むためには自分で理解して消化して、はじめて部下に指示できるようになります。
社長の言ったことをそのまま伝えるだけでは価値がありませんからね。
数字でストーリー
普段取り扱う数字も利用するだけでなく、それを用いてストーリーを作る能力が必要です。
私の経験でも数字でストーリーを作り、実際の仕事の進捗をやパフォーマンスを客観的に評価し、さらに次の戦略を立てることができます。
たとえば利益を上げる方針が出された時、一般的に出される指示が経費の節減です。
経費を削減すれば削減しただけ利益は上がりますから当然の指示となります。
無駄な経費であれば削減するのは当然ですが、将来に向けた投資としての経費であれば削減するのが正しいとは言えなくなってしまします。
この判断が重要です。
そのためにも会社の状況を把握しておかなければなりません。
今すぐにでも出血を止めなければ会社がダメになってしまうと言うような状況では将来のためとは言っていられません。
この判断をするのが部長です。
会社の状況と自分の職場の状況を把握して最適な決断をする。
このためにも数字に強くなければなりません。
数字は精査して
私の経験でも上司は数字に強くて、また数字をよく覚えているんですよね。
だから中途半端な数字を出してしまうと後々自分が苦労しました。
その数字のイメージが上司の頭にインプットされてしまうと覆せないんです。数字を提示するときはちゃんと精査してから提出するようになりました。
この習慣は後々にとても役に立ちました。
逆に自分が管理職なってからは部下の持ってくる数字はどれくらい精査して持ってきたかを確認してから使うようにしていました。
数字は慣れも必要です。
若いうちから数値を意識して仕事する習慣をつけるといいですよ。
プレゼン上手な人が出世する理由
プレゼンテーション能力は、出世するためには必須なスキルです。
これができないことには始まりません。
本当の意味のプレゼン能力とは単なる発表スキルではなく、人を説得する力です。
偉い人ほどプレゼン上手
私の経験でも偉い人ほどプレゼン発表がうまいです。
説明する機会が多いから慣れていると言うのもあるでしょうけど、特に本部長クラスになると「うまいなぁ」と感心することが多かったです。
人を説得することができないと組織を動かすことはできません。
人が一人ででできる仕事には限界がありますからね。組織を動かせる人が出世するんです。
コミニュケーションの苦手な人が一人で仕事を進めてしまうケースもありますよね。
これは大変危険です。方向性が間違っていてもアドバイスしてくれる人がいないため、行き詰まって失敗することがよくあります。
組織で仕事するためにはプレゼン能力つまり、「伝える力」は必須です。
プレゼン大会は人材発掘
会社が発表会等を行いプレゼンが上手な人が評価されるのは人材発掘の理由があるからです。
プレゼンが上手な人は、ストーリー構築や資料作成、発表技術に優れており、その結果として日常の指示やアドバイスにもつながります。
グループ全体の方向性を一致させるためには、優れたプレゼンテーション技術が必要です。
これらの特性を持つ人は、組織内で優れた成果を上げる可能性が高く、キャリアアップにつながります。
必要なスキル
プレゼンには以下のようなスキルが必要です。
ストーリー構築
資料作成
発表の技術 声の出し方
意識してプレゼンを訓練するといいですね。
プレゼン能力アップ
私は若い頃からプレゼンは得意で何度も社内で表彰されました。
私のプレゼン能力が向上したのは若い頃の読書の量のおかげだと思っています。
よく言われますが本は最もコストパフォーマンスの良い勉強手段だと思いますよ。
まとめ
私が見てきた出世するほとの特徴として
せっかちな人
数字につ用意人
プレゼンの上手な人
について説明してきました。これは一つの事例ですが、私の経験してきた事実でもあります。
出世だけでなく、仕事をスムーズに、楽に、楽しく、進めるためにも、以下の3つの特徴を身につけることが必要です。
これらを意識して取得すれば、組織やビジネスにおいて優れた成果を上げ、給料アップの可能性が高くなります。
仕事自体も楽しくなりますよ。
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