女性のためのお金の学び STEP2:老後に必要なお金とは?

老後に必要なお金とは?

「老後には2000万円必要」と言われますが、大切なのは「自分の場合はいくら必要か?」です。

老後資金は以下の式でシンプルに考えられます:

必要資金 = (月の支出 − 月の年金)× 老後の年数

まずは、老後の生活スタイルをイメージし、支出を見積もってみましょう。

📊シミュレーション図(イメージ)

✅あなたの老後資金を計算してみよう

項目あなたの想定額メモ
月々の生活費¥________例:家賃、食費、医療費など
公的年金の月額¥________ねんきん定期便で確認
老後の年数________年85〜90歳までを想定

老後に必要なお金とは?

女性は男性よりも平均寿命が長く、「ひとりの老後」を迎える可能性が高い傾向にあります。また、収入面でも男性より少ない人が多く、年金だけでは足りないと感じるケースも多いです。

まずは、老後に必要なお金を「生活費・医療費・介護費・住まい費」などに分けて考えることが大切です。

  • 老後月にいくら必要?
  • 年金は自分名義でいくら受け取れる?
  • 持ち家?賃貸?住まいの選択によっても変わる
  • 親の介護や、もしもの医療費はどうする?

「老後に○万円必要」といった情報に惑わされず、自分の暮らしに合った試算をしてみましょう。

「老後2,000万円問題」が話題になって久しいですが、
本当に2,000万円も必要なのでしょうか?

◆ 老後資金は「自分の暮らし方」次第

夫婦か一人暮らしか、賃貸か持ち家か、働き続けるか否か…。
必要な金額は人それぞれ。
たとえば一人暮らしの場合、月15万円×20年=3,600万円という試算もあります。

◆ 公的年金は、ある程度は頼れる

例えば、会社員経験のある女性で月12万円前後、
専業主婦のみの期間が長いと月5〜6万円程度。
足りない分が「自助努力=貯金+運用」です。

◆ 大事なのは「自分の場合」を知ること

不安を減らすには、自分の年金見込み(ねんきんネット)を確認して、
どれくらい足りないかをざっくり知ること。
数字にすると、備えるべき目標がハッキリしてきます。

私の妻の例ですが、彼女は専業主婦の時期が長く年金は、ほぼ国民年金となります。
国民年金だけで生活することは難しいですよね。
世帯としてのチーム戦となりますし、投資での補填も必要となります。

それでも私が死亡した後のことも考える必要があります。
それについては次のSTEP以降で書いてみましょう。

次のステップ:
▶ STEP3:無理なく積み立て・節約する方法

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